甲州市 ころ柿の暖簾
甲州市松里のころ柿 2018年11月撮影
山梨の晩秋の風物詩、ころ柿の暖簾です。ころ柿とは、渋柿を干して乾燥させた干し柿のことです。
ここは、山梨の中でもころ柿の名産地として、有名な甲州市松里地区。周辺の農家の軒先を秋の夕日ところ柿の暖簾が優しく彩ります。
家主の方は農作業で留守だったので、書いてあった電話番号に電話して写真を撮影していいかと尋ねたら、「どうぞどうぞ」と快く了解。
最近は外国人の観光客も多いらしく、私のすぐ後にも、中国人の夫婦が来ていました。
それにしても、生で食べたらとても口にできないような渋い柿でも、天日に干すことによってとろけるような甘さに変わる、ということを発見した先人の知恵には驚くばかりです。
我が家では、このころ柿とクリームチーズを合わせて、ワインのおつまみにしています。
ちょっと意外な組み合わせかもしれませんが、晩秋の一品におすすめです。