富士川初夏の眺め
富士川 身延町・飯富橋 撮影2019年6月
東京の友人と梅雨の晴れ間に富士川沿いをドライブしました。
国道52号線を静岡方面にゆっくり南下して行くと、徐々に変わってゆく川の姿が楽しめます。
屏風岩
ここは歌川広重が絵に描き、十返舎一九が書に認めたという富士川随一の景勝地、屏風岩です。江戸時代、舟が重要な交通手段だった頃の難所の一つだったとのこと。
ゆったりとした流れ
30年ほど前仕事の関係で、ここから山奥へ何キロか入った所に家族で住んでいたことがありました。
当時、まだ2歳になったばかりの長男は、山の中からこの辺りに出てくるたびに、富士川のことを「うみ、うみ」と大喜び。支流の小さな小川しか知らなかった息子にとって、富士川本流は絵本で読んだ「うみ」に見えたのでしょう。
「この子がもっと広い大きな海を知らずに育ったらどうしよう」まだ若かったお母さんは真剣にそんなことを心配していました。